楽しく見ていたNHKのよるドラ「決してマネしないでください」が終わってしまいました(T_T)
その第7話でサンタの話が出てきました。
「サンタクロースが、一日で 地球上の全ての子どもたちにプレゼントを配ることが可能だとして移動速度を計算すると、光の半分くらいの速さのスピードが出ているんです。
そうすると 光のドップラー効果が発生し、近づいてくる光と遠ざかる光では違った色に見えるから、近づいてくるサンタの色は青色です。」
中学生は「ドップラー効果」についてまだ学んでいないので、このネタで通信は書きませんが、時期的にサンタネタはぴったりです。
サンタ・ミッション(サンタ・任務)
インターネットで素敵な文章を見つけました。
題名は「子どもの夢を壊さない『サンタ・ミッション』」。
海外のある母親が紹介した「子どもの夢を壊さずにサンタの正体を教える方法」が世間から絶賛されているようです。
あなたは幼い頃、サンタクロースを信じていましたか?
たくさんの子どもたちが本気でサンタの存在を信じるなか、世のお父さん、お母さんの頭を悩ませるのが、一体どんな風にしてサンタの正体を明かすのが、子どもたちにとって一番良いのかという問題。
そんななか、米テキサス州の高校教師レスリー・ラッシュが10年前に綴った、彼女の家庭に伝わる「サンタの正体のバラし方」が感動的だと話題に。SNS上で「たぶんこれが正解!」、「今まで耳にしたなかで一番良い方法!」と絶賛されている。
2人の息子を持つレスリーが、彼らが日本で言う小学校に上がるくらいの年齢になった頃に実践したという方法を紹介。
私たちの家庭では、子どもたちがサンタからプレゼントを受け取る立場からサンタへと昇格するという特別な方法を採用しています。
この方法なら、子どもたちは「サンタの存在はウソだった」とガッカリすることなく、クリスマスの精神にふさわしい善い行いに喜びを見出すことができます。
子どもが6歳か7歳になり、サンタの存在に疑いを持ち始めたら、準備ができた証拠です。
まず私は、子どもを近所のカフェかどこかに連れ出します。できれば人目につかないブース席などを選び、ドリンクを注文したら、こんな風にきり出します。
「あなたはこの1年で、すごく成長したよね。身長が伸びただけじゃなく、心も大きく成長したことをママは知ってるわ(※ここで子どもが1年間にした、思いやりのある行動や他人への善い行いや気遣いなどの例を挙げて、心の成長を実感させる)。だから、あなたはもう、サンタクロースになる準備ができていると思うの」
そして、あくまでも、いわくありげな調子で会話を進めます。
「何人かの友だちは、『本当はサンタなんていない』って言っているかもしれない。でも、多くの子どもたちがそんな風に思ってしまうのは、彼らがまだサンタになる準備ができていないからなの。でも、あなたは違う」と。
そして、「サンタの良いところって何? 一生懸命働いた見返りにサンタが得るものって何だろう? (※ここで、サンタのおやつとして有名なクッキーから、誰かのために何かをする喜びへと会話の流れを導く)そう、あなたは、もうサンタとしての最初の任務にとりかかる準備がバッチリね! 」と伝えるのです。
そのあとは、子どもに知り合いや近所の人の中からのターゲットとなる人物を選ばせます。
子どもたちに課られるのは、まず、その人物が必要としていそうなものの見当をつけそのアイテムを用意して自らラッピングもし、見つからないようにコッソリと届けるという『サンタ・ミッション』。
プレゼントがどこから来たのか、贈り主が誰なのかということは絶対に知られてはならないことを伝えます。サンタの本質は、誰かに褒められたり功績を認められたりするということではなく、利他的な精神なのですから。
※利他…自分のことよりも他人の幸福を願うこと
さらに、レスリーは、自身の長男にこの方法でサンタの正体を伝えたときのエピソードを明かした。
私の長男はターゲットとして近所に住む“魔女おばさん”と呼ばれる女性を選びました。
この魔女おばさんの家は塀で囲まれていて、もし誰かがボールやフリスビーを誤って敷地内に投げ込んでしまったりしても絶対に取りに行かせてくれず、もっと静かに遊ぶよう怒鳴ったりすることから彼女は地域の子どもたちに恐れられてる存在でした。
通学途中、この魔女おばさんが毎朝家の外まで裸足で新聞を取りに来ていることに気がついた長男は、「彼女にはきっとスリッパが必要なはず」と考えました。その週末、彼はまるでスパイのように茂みの陰からコッソリと彼女の足のサイズを確かめ、おそら くMサイズだろうということをつき止めました。
それから私たちはショッピングセンターに出かけ、暖かそうなスリッパを1足購入しました。息子は自分でラッピングもし、「メリー・クリスマス! サンタより」というタグを付けました。
そして、クリスマス前のある夕食後、息子は魔女おばさんの家の前にプレゼントが入った小包をコッソリと置きに行ったのです。
翌朝、いつもと同じように新聞を取りに玄関から出てきた魔女おばさんが、その小包を抱えて家の中へと入っていく姿を、私たちは車の中から気づかれないように見守りました。息子は大興奮で、次は一体何が起こるのか待ちきれない様子でした。
そしてその次の朝、新聞を取りに家から出てきた魔女おばさんの足元を見ると…彼女はプレゼントされたスリッパを履いていたのです!
息子はとんでもなく大喜びでした。
そんな彼に、私は、このことは「誰にも教えてはダメ」だと言い聞かせました。そうでなくては、「本物のサンタとは言えない」と。
それから数年間、息子はいろんな人をターゲットにサンタ・ミッションを続け、ユニークなプレゼントを贈りました。
数年後、今度は次男の番がやってくると、長男は私に協力し、弟のサンタ昇格を手伝ってくれました。
レスリー曰く、彼女の息子たちは2人とも、それまでサンタの存在について「騙されていた」、「ウソをつかれていた」とネガティブに感じることなく、自分自身がサンタであるという秘密を抱えることにワクワクしていたそう。
※ネガティブ…物事を悪い方向に考えること、またそのような心理状態
子どもに「サンタは本当に居るの?」と聞かれて困っているという人や、将来、真実を伝えなくてはいけない時がきたらどうしようかと不安に思っている人は、レスリー家の心温まる、家族みんなで楽しめる『サンタ・ミッション』をマネしてみては?
私はもう子育てが終わってしまいましたので、参考にできませんが、あなたたちが子育てする際に役に立つかもしれません(^^)
手書きの通信は、味わいがあると思います。事実、私が書いてきた通信の多くは手書きです。
先生になって最初の頃は世の中にパソコンどころかワープロもなく、学校に1台「和文タイプライター」があるだけでした。
新任の5月頃だったでしょうか、私が保護者にお手紙を書かなければならなくなりました。
字が下手な私は、生まれて初めて和文タイプに挑戦しました。
しかし、B5版のお手紙をつくるのに3時間もかかってしまい、それ以降、和文タイプを使うことはありませんでした。
だから必然的に学級通信は手書きだったわけです。
あっ、コピー原紙に鉛筆やペンで書いて、それをそのまま印刷できる印刷機はありました。私と同世代以上の方ならご存じの「プリントゴッコ」。あれのB4版みたいな機械です。
そう言えば、私が学級通信のことを学ばせてもらった広島の八ッ塚実さんは、鉄筆&ガリ版刷りって話されてたっけ。
その後、ワープロを入手したときも、パソコンに変わったときも、しばらくは手書きでした。それまで手書きで十分書けていたし、「味わい」は捨てがたかったからです。
しかし、数年前、副任をした際に学年だよりをパソコンで書くようになってから、写真を挿入できる手軽さと、インターネットで仕入れてきた文章をコピペするやり方を憶えました。
この「サンタミッション」の記事も、インターネットで以前見つけて「これいいなぁ」と思っていた記事です。
そのままコピペして、前後にちょこちょこっと文章を書いたらできあがり(^^)
これくらい気楽に書くと、学級通信をたくさん発行できます(^_^)v