もへちゃん先生の学級通信の資料置き場

もへちゃん先生の学級通信はhttps;./.moheblo.comに引っ越しました

学級初日に配る通信②…谷川俊太郎さんの詩「生きる」バージョン

 3月2日からの臨時休校要請に伴い、

従来の「過去の通信を紹介する」パターンではなく、

「お休みしてる子たちへの通信」(=プチ・精神と時の部屋シリーズ)というスタイルでブログを書いています。

 

 でも土・日・祝日くらいは従来のパターンに戻っちゃおうということで、

前回の通信から「学級初日に配る通信」を紹介し始めました。

 今回は、その第2弾!

 では、3年7組学級記録 No.1(2010年4月6日発行)を紹介します。

生きる

生きる

             谷川俊太郎

生きているということ

いま生きているということ

それはのどがかわくということ

木漏れ日がまぶしいということ

f:id:toshioh:20200322201020j:plain

キイロイトリさんによる写真ACからの写真

ふっと或るメロディを思い出すということ

くしゃみをすること

あなたと手をつなぐこと

    (略)

 いよいよ中学生になった。

「最高学年だ」

「あと1年で卒業だ」

 まわりの人は、さまざまな思いを込めて君に話しかけるだろう。

 しかし、特別な1年だろうが、春夏秋冬は巡り来る。

 この自然のくり返しは変わらない。

 

 ぼくらの生き方にしても、ひたむきに生きなければならないことに変わりはない。

 前へ進まねばならないことに変わりはない。

 

「中学3年なんだから」

と、何度耳にしようと、口に出そうと

突然「すごい自分」には変われない。

 

 その力は、日々の生活を通して作り出すんだ。

 中3の日々のスタートだ。

 

 谷川俊太郎さんの「生きる」という詩は、私のお気に入りの1つです。

 でも詩の全文は今回紹介したものの5倍ほどの量です。

 全文が知りたい方はこちらへどうぞ ↓

moheji.hatenadiary.jp

 1年生の時や2年生の時にもへちゃん組だった子なら、学級通信を読むのに慣れていますが、初めての子もいるのです。

 最初のうちは、読みやすい通信であるべきと私は考えます。

 だから初日はこれくらいでいいのです(^^)

 それにしても文字数が少ない通信ですよね。

 なぜかというと、B4の紙面を人数分の人型でぐるりと囲んで クラスの子の名前を書いているから、文章を書くスペースが少ないのです ↓

moheji.hatenadiary.jp

 でもこれで、読みやすくて、誰と一緒のクラスになったのかがわかる第1号のできあがりです(^o^)