もへちゃん先生の学級通信

一日お疲れ様です。もへちゃんクラスの1人になって、ちょっとホッとできる学級通信を読んでみませんか?

収穫の秋、学校で収穫したヘチマを◯◯◯にしてみよう

 若い方だと「ヘチマを◯◯◯にする」にピンとこないかもしれません。

 ヘチマはタワシになるんですよ!

 私が小学校3~4年生の頃、ヘチマを栽培したことがありました。たぶん理科のとりくみだったと思います。

 今の子たちに聞くと「ヘチマって何ですか?」と逆に質問されたりします。そして「ゴーヤなら栽培しました」とのこと。

 ヘチマより早く収穫できるし、すぐに食べられるゴーヤだからでしょうか?家に持って帰って、おうちの方に喜んでもらえるのもゴーヤかもしれません。

 でも私は、子どもの頃、自分で作ったヘチマタワシの「自然が作った造形美」とでも言うのでしょうか、「うわぁ、本当にタワシだぁ」と感じた時の驚きが忘れられません。

 もしかしたら私のプチDIYの歴史のスタートがあのタワシだったように思います。

※DIY…Do it yourself、しろうとが、何かを自分で作ったり修繕したりすること。

 そこで今回は、学校の給湯室を利用して、こっそりとりくんだプチDIY「ヘチマのボディタワシ作り」について書いた2018年11月21日発行の通信を紹介します。

「◯中」産

 夏休み前から進行してきた「秘密の種プロジェクト」がついに完結しましたのでお知らせします。
 すでに多くの人が気づいていたように、秘密の種の正体はヘチマでした。

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ヘチマ収穫の瞬間

 収穫したヘチマをどうするか、みなさん、わかりますか?

 昔の小学校では、理科でヘチマの栽培をしていましたので、おうちの方くらいの年代ならご存じだと思いますが、今時の小学校はヘチマではなくゴーヤを作っていると聞きました。

 ゴーヤはうまいですよねぇ。ゴーヤチャンプルもいいですが、からっと揚げて塩をふったゴーヤチップスが私は好きです。

 おっと話が脱線してしまいました(笑)

 今回のヘチマはタワシにします。昔の人の知恵です。
 私はお風呂で使うボディブラシとして2年前に収穫したヘチマタワシを愛用しています(もうかなりくたびれてしまいましたが…)。

 収穫した実を水に1ヶ月ほど浸けて、実を腐らせるという方法もありますが、時間がかかるので今回は採用しません。
 もう2~3ヶ月、収穫せず放置して、カラカラに枯れた後、皮をバリバリ剥がしてもできますが、これも時間がかかるのでやめます。
 今回は今までやったことがない「煮る」方法にチャレンジしました。

 家庭科の◯◯先生に大きい鍋を借りてスタートです。

①切る

 煮る方法の欠点は、鍋のサイズに合わせてヘチマを切らなければならないこと。

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 でも今回は、種を植えるときに、土を耕し肥料入れに汗した◯◯さんと◯◯さんの2人に分けるので、好都合でした。

②煮る

 煮ること約40~50分。
 豆を煮ているようないいにおいがしました。

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③皮むき

 次は皮むきです。
 非常に熱いので、まず水に浸します。

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 おそるおそる皮をむいてみます。
 中身がスカスカで、気をつけないと熱湯がたまっていることもあります。
 でも、たくさん水に浸けたからか、そんなに熱くはなかったです。

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 手で、皮は簡単にむけました。
 残念ながら、中につまっていた種は茹でられてしまったので、もう芽は出ません。

④乾かす
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 むいたばかりのヘチマと、乾かした後のヘチマです。
 乾かすとけっこうカチカチになります。
 ボディブラシにするには固すぎる気もしますが、一週間ほど使っていると、心地よい固さになり、昔の人の知恵に感動すること、うけあいです(^^)

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 ◯◯さんと◯◯さんに渡すと、喜んでもらってくれました。
 本当はたくさんヘチマタワシを作って、学年だよりミニに投稿してくれた人にプレゼントしようというプロジェクトだったのですが、芽が出る時期にダンゴムシに食われまくって、2人にしか渡せませんでした。
 けれど、この失敗を私は次に活かしますよ~。(失敗を次に活かすのはセルフイメージが高い証拠でしたね 笑)
 来年は◯中産のヘチマタワシは豊作まちがいなし!!
 あっ、でも君たちはもうおらんか。それは寂しいな~(T_T)

 

 担任をしたときは、クラスの係決めの際、「生きもの係」を作ります。でも虫やめだか、金魚等は飼いません。ずっと飼い続けなければならないし、長期の休みの際のお世話が大変だからです。

 だからもへちゃん学級の生きもの係とは、植物係。今までとりくんだのは朝顔、サツマイモ、ゴーヤ、ヘチマ、ひょうたんです。

 生きもの係になった子には、スコップやクワを持たせて、学校内の空き地でよさそうなところを開墾します。もちろん土や肥料、種は準備済みです。

 子どもたちには平日のお世話を頼みます。私は長期の休みの担当です。

 作ってみるとわかるのですが、ゴーヤとサツマイモが簡単で楽しいです。食べられたり、お土産で持って帰られるからです(^^)

 小学校の教材がヘチマからゴーヤになったのもうなずけます。

 一番難しかったのはひょうたんです。葉っぱがたくさん出て光合成しようとするみたいですが、そのときに肥料が足りないと枯れてしまいます。

 副任のときは1人でします。でも2018年度は整美委員会の担当だったので、委員会の活動で「花植え」があった日にこっそり3年生2人を連れ出して、開墾&種まき(「何が育つかは秘密」としました)をしてもらいました。

 異動して1年目で、もへちゃん先生がヘチマとかひょうたんとか育てるのを見たことがない子どもたちなので「秘密の種プロジェクト」と銘打つことができたわけです。

 お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、以前、ブログ「心がきついとき - もへちゃん先生の学級通信」で、「秘密の種プロジェクト」についての子どもとの会話をちょっとだけ紹介したことがありました。

 ヘチマタワシの造形美に多くの子を感動させたくてとりくんだ「秘密の種プロジェクト」でしたが、ダンゴムシに阻まれ、開墾&種まきしてくれた2人にしか渡せませんでした。残念(T_T)