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『学び合い』の考え方で、「三者面談」をとらえると

 中学3年生はこの時期、三者面談です。

 ドラマ 金八先生でも、三者面談の話は何度も描かれました。

 

 自分の人生の進む方向を決める話し合い。

 小学生時代と違って、夢ばかりを語れません。現実の自分を見つめる作業です。

 子どもによっては厳しい現実(学力、経済力、適性…)に直面する子もいます。

 こんな時に発行する通信で、私は、そんな子どもたちの心をホッとさせようとは思いません。

 ではどんなことを書くのでしょう?

 

『学び合い』では、

困難に出会った時に、いろんな人の力を借りてでも、その困難を突破する…そんなコミュニケーション能力が重要

と考えます。

 

 悩んで、悩んで、悩み抜いて…でも、周りの人としっかり話して、利用できる大人の力もしっかり借りて、最終的には自分の進みたい方向を、納得し選択してほしいと思います。

 そんな思いを込めて、中3生の副任をしていた2018年11月30日に発行した通信を紹介します。

三者面談

 11月30日は「霜月のみそか」です。
 10日を「とおか」、20日を「はつか」と言いますよね。30日のことは「みそか」と言い、月の最後を意味するようになったらしいです。だから1年の最後は「おおみそか」なのか!

 さて、今日から三者面談が始まります。

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栗山ナツさんによるイラストACからのイラスト

 あなたと保護者と担任の先生の三者で、あなたの将来を真剣に考えるのが三者面談です。しかも結論を「どうしましょうかね~、考えときましょうね~」と先延ばしにできないという経験は、あなたたちには今まであまりなかったのではないでしょうか?

 人は親になったとき(すなわち子どもが生まれた時)、我が子の将来のことを真剣に考え、そして結論を先延ばしにできない作業をします。
 あなたたちもいずれこの作業にとりくむことになるでしょう。
 何だかわかりますか?(ヒント 生まれて14日以内に届け出なければなりません)

 それは我が子の名前を考えることです。

  • 「どんな人になってほしいのか」
  • 「どんな人生を歩んでほしいのか」

 我が子の「将来」のことを真剣に考え、そして願いを込めて名前をつけます。

 学年だよりミニで、クイズ等の解答に対するお礼として、
◯◯さん、◯◯さん、◯◯さん、◯◯さん、◯◯さん、◯◯さん、◯◯さん、◯◯さん、◯◯さん、◯◯さん、◯◯さん、◯◯さん、◯さん、◯◯◯さん、◯◯◯さん、◯◯さん、◯◯さんの名前の素敵さを伝えました。
 ◯中3年生241人には241通りの素敵な名前があります。
 あなたが生まれたときに、あなたの将来を思い、考えてくれたのがあなたの名前なのです。

 保護者の方は、名前を付けて以来、今までもいろんな場面であなたのことを見守りながら、将来のことを考えていらっしゃったでしょう。
 しかし、第三者である学校の先生がいる前、すなわち公的な場面で、あなたと向き合い、「将来どんな人生を歩んでほしいのか」を言葉にする…もしかしたら名前を考えたあの日と同じくらい、あなたのことを考えて、この三者面談に臨まれるのかもしれません。

 さぁ、いよいよ今日から三者面談が始まります。
 幸せな将来をつかむため、しっかり考えて、しっかり話しましょう。

 

 私自身の三者面談はあまり憶えていません。

 進路選択も、消去法でしか決めてこなかったように思います。

 特に高3時、大学を考える際、担任や進路指導室の先生にアドバイスを受ける気なんて、全くありませんでした。

 あの頃に『学び合い』の考え方ができていたらなぁ…。