もへちゃん先生の学級通信の資料置き場

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本格的な寒さ…しもやけを題材に、詩っぽい通信です

 暖冬傾向でしたが、ついに本格的な寒波がやってきました。

 子どもの頃は、しもやけになってむずがゆくてたまらないことがありましたが、最近はしもやけになることはほとんどありません。

 大人になって1度だけ足がしもやけになったことがありましたが、飲み会が続いて、ふと気づくとしもやけは治っていました(^^;)

 アルコールで血行がよくなったのかな?

 今回紹介する通信は、ずばり「しもやけ」がテーマです。

 さぁどんな内容なのでしょうか?

 では、「学級記録 No.88」(1997年2月18日発行)を紹介します。 

しもやけ

  今年、◯ちゃんのしもやけは、あまりひどくない。

 それでも一時期、ヤバそうな時があった。

 

 そんな時でも、毎日廊下を水拭きしている。

 

 まず雑巾をぬらす。

 この時は、雑巾が湿る程度に水道をちょっとだけひねる。

 すると、ほとんど手はぬれない。

 次に廊下を拭き始める。

 意外にも、雑巾を持ってない方の手が、やたら冷たくなるのを君は知っているだろうか?

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当時は手書きの通信だったので、イラストも手描きです(^_^;)

 図のような状態で拭く時、雑巾を持ってない方の手は、身体を支える役目を持っている。

 そして、廊下の冷たさが直に伝わってくる。

 あまりの冷たさに、途中で雑巾を持ち変えるほどだ。

 2度ほど持ち直しながら、廊下全部を拭きあげると、いよいよクライマックスだ。

 

 毎日水拭きしてるのに、雑巾は黒くなる。

 綿ぼこりが絡みついてくる。

 それを洗い落とさねばならない。

 水道をひねる。

 今度は、湿らせる程度ではダメだ。

 水を流しながら、両手でもみ洗いしなければ、黒さが取れない。

 流れる水が両手にかかる。

 指の芯がジーンとしてくる。

 じっとしておく方がつらいので、やたらと雑巾をゴシゴシともむ。

 肩から首の付け根がジーンとしてくる。

 冬の水の冷たさを実感する瞬間だ。

 思わず息を止め、力を入れてがまんをする。

 

 最後にぎゅっとしぼる。

 「そうじをした」という充実感がみなぎる。

 手は冷たいので、ゆっくりと息を吹きかけ温めながら、ベランダの雑巾かけに雑巾をかける。

 天気のいい日は、すでに終わってる友だちと日なたぼっこをして、5時間目を待つ。

 

 ◯ちゃんだけでなく、雑巾を担当している人は、同じような日々を送っているだろう。

 

「そうじをしたぁ」といつもより余計に感じられる冬のそうじ。

 こればっかりは、やった者しか感じられない。

 雑巾担当じゃない人も、その担当ならではの充実感を見つけられるといいね。

 

「◯◯中のそうじは10分しかないぞー」

「教室ば、きれいにすっぞー」

 君たちに言い続けて、もうすぐ3年。

 それもあと25日で終わる。

 

「母校をきれいにしてほしい」という物理的な願いは、もちろんある。 

 でもそれだけじゃない。

「そうじをしたー」と本気で思える自信を「1人ひとりが獲得してほしい」という精神的な願いもある。

 

「私たちは学校や学級を大切にしてきたよ」と後輩に胸を張って言える。

 それを見て、聞いて、感じて、そのことが「伝統になっていってほしい」という願いもある。

 

 29人の1人ひとりが、充実感を感じるそうじができるといいなぁ。

 

 教室にエアコンが付き、以前と比べて快適になった学校。

 しかし、清掃時の雑巾がけは以前同様、この時期はつらい作業です。

 通信の中にもありますが、冷たい水で雑巾をしっかり洗おうとすると、ジ~ンとしびれが肩や首まで伝わります。

 大学時代の部活の寒稽古を思い出し、「お~修行やぁ」と感じる一瞬です。

 

 さて、最近は「掃除」ではなく「清掃」という言葉を使おうとこだわってる私ですが、この頃はまだこだわりを持っていませんでした。

 私のこだわりについては ↓

moheji.hatenadiary.jp

をご覧ください<(_ _)>