もへちゃん先生の学級通信の資料置き場

もへちゃん先生の学級通信はhttps;./.moheblo.comに引っ越しました

学級初日に配る通信⑤…「物語の始まりっぽくしてみた」バージョン

 土日祝日は、「プチ・精神と時の部屋(臨時休校中の子どもたちに届ける通信)」はお休みして、通常のブログ「過去の通信の紹介」に戻しています。

 そして「学級初日に配る通信」を紹介しています。

 今回はその第5弾です。

 では、学級記録 No.1(1995年4月5日発行)を紹介します。

2年1組物語

 今日という日から、この物語は始まる。

 この2年1組の教室に、君たちが集まったこの時から始まる。

 登場人物は、

〇〇 〇くん、〇〇 〇〇くん、〇〇 〇〇くん、〇〇 〇〇くん

  …(子どもたちの名前が入ります)

  …

〇〇 〇〇〇さん、〇〇 〇〇さん、〇〇 〇〇〇さん、〇〇 〇〇さん

  …

  …

そしてもへちゃん

 

 物語が始まったばかりの今、1人ひとりはいろんな世界を背負っている。

 思い荷、軽い荷、大きい荷、小さい荷、色もそれぞれ違っている。

 そして、ぼんやりしてると、それは見えないんだ。

 同じ笑顔の下にかくれてしまうのだから。

 これからの1年間、いろんなことが待っているだろう。

 うれしいこと、つらいこと、悲しいこと、誇れること、くやしいこと…

 その時、その人の瞳の向こう側にこそ、本当の世界が見えるんだ。

 

 それが本当の「出会い」なんだ。

 今日という日から、1日の1/3を共にすごすことになった君たちが、本当の「出会い」ができるのか、それともただ、たまたま同じ場所にいるだけになるのか、僕にもわからない。

 

 だからといって、歩き出すことをあきらめはすまい。

 1年かけて、「1人ひとりがみんなと出会える」ことを目指して、歩いて行こう。

 

 この物語を作るのは、君なのだ。

 君があきらめたら、物語もそれにあう結末がやってくる。

 君が求め続ければ、最後にそれはかなうのだ。

 

 与えられた物語ではないのだから。

 君たちが主人公であり、君たちが作者なのだ。

 

 君が背負う世界を作った「きのう」は去った。

 求めている「あす」はまだこない。

 「きょう」というこの日に、全力を注ぎ込もう。

 どんなにつまらなく思われる1日であろうと、

 どんなにつらい1日であろうと、

 「きょう」がなければ「あす」はない。

f:id:toshioh:20200404210217j:plain

当時は手書きの通信だったので、イラストも手描きです

 どんな物語になるのだろう。

 あなたにとって13歳という、この1年間。

 僕にとって33歳という、この1年間。

 ともに一生に一度しかない1年間。

 さぁ、はじまりだ。

 

 この年の学級通信では、いつもの「人型」のイラストを使いませんでした。

 わからない方は、こちらをお読みくださいm(_ _)m ↓

moheji.hatenadiary.jp

 ただ、どんな人と同じクラスになったのかわかるように、全員の名前を列記しました。

 当時は男女混合名簿でないし、男子生徒には「くん」、女子生徒には「さん」をつけています。

 時代ですね~。

 

 えっ、今はどうしてるかって?

 学校全体が混合名簿だし、子どもを呼ぶときは私は「さん」付けです。

 男子生徒に「さん」を付けるって、やる前は変な感じがしてましたが、やってみると案外、違和感はありませんでした。

 

 さて、私の住んでいる地域では、臨時休校は続きますが、

4月6日に新2,3年生の出校日があり、

4月20日に始業式の予定です。

4月10日には入学式があります。

 担任予定のみなさん、学級初日の通信、おすすめですよ~(^^)