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セルフイメージ① 困ったときがチャンスです~

 力を引き出すシリーズで何度か出てきたキーワード「セルフイメージ」。

     私はかなりの高い方でした。と言っても、私の人生でずっとセルフイメージが高かったわけではありません。だから、今、低くなっているとしてもいずれまた高くなるはずです。

 リアルの私を知っている皆さん、心配してくれてありがとうございます。でもきっと大丈夫です(^^)

 そこで今回は「セルフイメージ」について書いた通信を紹介します。

セルフイメージ

 学年だよりミニ109号(2019/9/15のブログ「自己紹介②(安室ちゃんと比べたら…)」)でブレずに生きる安室さんと、ブレまくりの私の話を書きました。
 高校時代、学力的にかなり落ち込んだ私が、最終的に先生の道を選んだことも書きました。

 学力的にかなり厳しかった私が、なぜ先生になれたのでしょう?
 高校2年生の中間や期末の数学のテストで8点(100点満点)とかとっていた私が、共通一次試験(大学入試・今のセンター試験の前身)で、200点(200点満点)とれたのはなぜでしょう?

 世の中には私と同じように大逆転した人もたくさんいます。
 例えば映画にもなった「ビリギャル」もその1人です。

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 私も、そして映画「ビリギャル」のモデルとなった小林さやかさんも、きっと「セルフイメージ」が高かったから逆転が可能だったと思っています。

セルフイメージ

 セルフイメージとは、「自分が思っている自分のこと」「自分自身が思い描いている自分のイメージ」のことです。例えば「明るい」とか「暗い」とか「活動的」とか「物静か」とか…もセルフイメージの1つです。

 教育の世界でも2000年くらいから「セルフイメージが高い」とか「セルフイメージが低い」という言葉を頻繁に聞くようになりました。
 簡単にいってしまえば、

  • 「自分に自信がある」=「セルフイメージが高い」
  • 「自分に自信がない」=「セルフイメージが低い」

です。
 さらに驚くことに、ここで言う「自信」は勘違いでもかまわないのです。

 さて、何かに失敗した時やうまくいかなかった時、セルフイメージが高いか低いかによって、その後の行動が違い、そしてさらにその後の伸びが違ってくると言われています。

「セルフイメージが低い人」

 ●すぐ傷つき、言いわけしたり、人のせいにしたりする
 ●立ち直りが遅く、過剰に自分を守る
 ●すぐにあきらめ、チャレンジすることをやめる

「セルフイメージが高い人」

 ○「絶対にできる」と思っているので、次の策を考える
 ○起きたことは起きたこととして、そこから学びを得て次に活かす
 ○楽観的に、余裕をもって、対処できる

 確かに、私も「セルフイメージが高い人」の項目があてはまります。
 ○「信じればかなう」というのが、私の座右の銘の1つです。
 ○「困ったときがチャンスです~♪ 頭のよくなるチャンスです~♩」という昔のNHKの教育番組の歌が大好きで、本当にそうだと思っています。
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 ○とても楽観的です。

 私が受験した共通一次試験の数学の出題範囲は数Ⅰ(高校1年で学ぶ数学)だけでした。だから、受験前の数ヶ月を使って1冊の問題集を徹底的に理解することで満点とれるようになりました。
 共通一次試験後に、二次試験の出願があります。二次試験は2ヶ月後でした。
 私はそれまで考えていた教育学部の中の「小学校教員養成課程 体育科」ではなく、「中学校教員養成課程 数学科」に志望学科を変えました。
 数学科の受験科目は数ⅡB(高校2年生で学ぶ数学)と数Ⅲ(高校3年生で学ぶ数学)。共通一次試験用に数Ⅰしかしてなかった私にとって、数ⅡBと数Ⅲの実力は100点中8点レベルでしかありません。
 でも私は「がんばればできる」と思っていました。
 セルフイメージの特徴の1つ、「勘違いでもかまわない」ってやつです(笑)

 2ヶ月で分厚い参考書2冊(数ⅡBと数Ⅲ用)を、「最初の1ページから理解して進む。理解しなかったら進まない」という作業を始めました。なんてったって実力は8点。教科書の1ページ分も理解してなかったのですから仕方なかったのです。
 わからない問題は解説を見ながら2時間でも3時間でもあぁでもない、こうでもないと考えました。
 1日17時間、勉強をしました。毎日の睡眠時間は3時間でした。それでも間に合うか、ギリギリでした。
 2ヶ月で2冊の問題集をしあげるのでやっとでしたが、見事に合格できました!
 周りの人たちから見たら大逆転です!!
 でも私自身は、「大逆転」ではなく、2ヶ月間、集中して努力を積み上げた結果であり、合格は当然でした。

 セルフイメージ、最強でしょ!

 でも、私は元からセルフイメージが高かったわけではありません。
 父の仕事の関係で、大分から富山に引っ越し、言葉が違うという理由で小5~小6の2年間、いじめの対象になりました。セルフイメージぼろぼろの2年間です。自分に自信なんてもの、全くありませんでした。
 セルフイメージが高まったきっかけは…
 あぁ残念、紙面が尽きてしまいました。次号、乞うご期待(^_^)

 

 学級通信・学年通信という紙媒体では、書く量が限られますので、こんなことも起こります(笑)

 ちなみに私が愛用している通信の紙サイズはB5版です。疲れてあんまり書きたくないなぁと思う日や、あまり書くネタが思いつかないなぁと言う日は表のみ40字×40行で、画像でも入れればあっという間に書けます。

 いっぱい書きたい日は両面を使えば、41字×60行×両面でかなり書くことができます。

 ということで続きは明日ね(^^)