もへちゃん先生の学級通信の資料置き場

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『学び合い』の考え方で、学年通信を、あえて専願入試の日にねらって発行しました。なぜでしょう?

 2017年にあったウィダーinゼリーのコマーシャルは、とてもいい出来でした。受験シーズンになる度に放送してほしいくらいです(^^)

 前回のブログでは、三者面談の日に早く帰れたことをいいことに、小学校でサッカーした子へのメッセージとして使いましたが、それで終わるなんてもったいない!

 そこで「見守る」「見守られる」を意識させられる日、私立高校専願入試の日の通信に再登場させました。

 そんな2019年1月22日に発行した通信を紹介します。

私立専願入試

 今日、私立高校の専願入試で、52人が受験しました。
 「専願入試」というのは「合格すればその学校に入学します」という契約の元、受けるのですから「第一志望校」なわけです。
 真剣勝負に臨んだ52人のできばえはどうだったかなぁ。

 さて、下の画像は学年だよりミニ119号と125号で一度載せた写真です。

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 私はこの画像から次のことを連想したとミニ125号に書きました。

  • これから受験会場に向かう男子生徒の後ろで見守っている仲間が3人。
  • この4人は同じ柔道部仲間で、例えば社会の勉強が必要だった1人のために、残りの3人は、その1人が暗記したかどうかを確かめるため、単語カードに書いた年代とか人物とかを問題に出したり、問題集の中のわからなかった問題を一緒に解説を読んで考えたりしたから、今から試験会場に向かう友だちを力づけるために見送りにきてるんじゃないだろうか?
  • 後ろの3人は、部活動特待で、すでに大学が決まっているのではないだろうか?
  • それでも学力で受験する仲間をこの半年、支え続けてきたんじゃないだろうか?


 今日、専願入試だった52人が「写真の手前の男子生徒」だったとしたら、今日のあなたは「後ろで力づけるために見送っている3人」だったわけです。

 今日、あなたは授業があったし、見送り等に行くことはできませんでした。
 ならば、昨日、あなたは「今日専願受験してる仲間」になんて声をかけましたか?
 昨日までの半年間、あなたは「今日専願受験してる仲間」をどう支えてきましたか?

 私は普段の授業で「仲間を誰1人見捨てるな」と言い続けてきました。
 それに応えるように、ある人は眠たい顔をしている友に話しかけていました。
 ある人はわからなくてシャーペンが止まっている仲間に声をかけていました。
 ある人は「わかったぁ」と喜んでる友とともに手をたたき合って喜びあっていました。
 それって写真の中の「後ろで力づけるために見送っている3人」と同じだと思います。

 昨日の放課後、◯◯さんは「◯◯さんが明日、専願受験で上靴がいるはずなのに置いて帰ってるみたいです」と先生に相談に来ていました。

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上靴(R-DESIGNさんによるイラストACからのイラスト}

 心配して先生に相談に来るって、写真の中の「後ろで力づけるために見送っている3人」と同じだと思います。
 職員室で「なんて素敵な人なんだ」と評判になりました。

 かっこいい言葉としての「受験だって団体だ」を使うだけでその気になるのではなく、本気で「受験だって団体戦だ」をあなたたちの生き方の中で、示してほしいと思っています。

 あなたたちが創った「◯中魂」とは「『みんなが目標を達成する』ことを、最後の最後まであきらめない」でした。
 まずは52人が目標を達成してくれることを願うかぎりです。

 明日は公立高校特色化選抜入試、そして10日後は福岡地区私立高校前期入試です。
いよいよ入試本番です。

 みんなが目標を達成できるよう、本気で、みんなで、支え合っていきましょう。

 

 通信が発行された日、読んだのは見守る側(専願入試を受けない子たち)の子だけでした。だって見守られる側(専願入試を受けていた子たち)の子は、専願入試に出向いていたからです。そして次の日、机の中に入っている「前日の通信」を見ました。

 だから、発行した次の日に、見守られた側が「あぁ見守られていたんだなぁ」って思ってもらえたら、通信のねらいは達成です(^^)

 

  そしてこの日(発行した次の日)から、見守る側と見守られる側が入れ替わります。正確には専願入試合格発表後ですが…。

 「やったぁ、終わったぁ。お前たち、まだ受験あるんやろ。大変やねぇ」なんて言動をした子がいたとは聞いていません。

 すでに合格発表があった子も、

受験がある子から「わからないから教えて」と頼まれ一生懸命説明したり、

高校に入って困らないようにと中学時代の復習をしたり…

と受験ムードを崩すようなことはありせんでした。

 素敵な子どもたちでした(^^)