もへちゃん先生の学級通信の資料置き場

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2月12日に書くべきだった!競泳の池江 璃花子さんの近況

 今日も「さぁて、どの通信を紹介しようかなぁ」と何冊もあるファイルをペラペラめくっていました。

 昨年の今日、発行した通信を見つけて

「しまった!これを2月12日のブログで紹介すればよかった(T_T)」

 行き当たりばったりで通信を選んでるから、こんなことがしょっちゅうあるんです。

 反省<(_ _)>

 さて、なぜ2月12日に紹介すればよかったかというと、

昨年(2019年)のこの日、

「水泳選手の池江璃花子さんが白血病と診断された」

というニュースが流れたからです。

 あんなに強くて、しかも笑顔が印象的で、東京オリンピックで金メダルとるだろうって思ってた人が!

 私だけでなく、世の中の多くの人がびっくりしたのではないでしょうか?

  ショックだったので、さっそく学年通信に書きました。

 

 さてどんな記事になったのでしょうか。

 では「◯◯◯中学校3学年だよりミニ No.157」(2019年2月13日発行)を紹介します。

昨日のニュースを見て

 1981年4月、私は大学に進学しました。

 テレビで「ルビーの指輪寺尾聰さん)」という曲が流れていて、

「ばり良か歌やねぇ」と友だちに話したら

「お前、何言いよるん?もう10週間以上ベストテンで1位ぜ」

と言われました。

 3月まで1日17時間、受験勉強していた私は、

テレビはもちろんラジオもしばらく聞いてなかったので、

その曲が大ヒットしていたことを全く知らなかったのです。

 もしかしたら今、私と同じように、

全くテレビもラジオも聞かず、受験勉強に専念している人もいるかもしれません。

 そこで昨日のニュースから。

 競泳女子の池江璃花子選手(18)が、体調不良によりオーストラリアから帰国し検査を受けたところ、「白血病」の診断が下されたことを自身のツイッターで公表した。

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「応援してくださる皆様、関係者の皆様へご報告があります。

 日頃から応援、ご支援を頂きありがとうございます。

 この度、体調不良としてオーストラリアから緊急帰国し検査を受けた結果、『白血病』という診断が出ました。

 私自身、未だに信じられず、混乱している状況です。

 ですが、しっかり治療をすれば完治する病気でもあります。

 今後の予定としては、日本選手権の出場を断念せざるを得ません。

 今は少し休養を取り、治療に専念し、1日でも早く、また、さらに強くなった池江璃花子の姿を見せられるよう頑張っていきたいと思います。

 これからも温かく見守っていただけると嬉しいです」

 私はこのニュースを知って、とてもびっくりしました。

 池江さんは、18歳ながら50m自由形、100m自由形、200m自由形、50mバタフライ、100mバタフライの日本記録保持者です。

 2020年の東京オリンピックでは大活躍してくれると思っていました。

 だから「あんなに才能ある人がなぜ?」と思ったわけです。

 ニュースでは私同様、驚いている人たちへのインタビューが流れていました。

 ある女性は「病気に負けず、がんばってほしい」と言われました。

 ある男性は「がんばって治療して、2020年に間に合わせてほしい」と言われました。

 ある番組では、2020年のオリンピック出場のため、どの大会までに復活すればいいのかを解説していました。

 でも私はこれら2人のインタビューや解説に違和感を持ちました。

 2011年3月に起こった東日本大震災で、被災者の人が「私たちはこれでも精一杯がんばっているのに、これ以上『がんばれ』と言うのか」と言われていたのが心に残っているからです。

 自分自身も白血病と闘い、復帰を目指しているサッカーJ2新潟のDF(ディフェンダー)早川史哉さんは次のようなコメントを出しました。

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 正直に自分としてはショックを受けていますし、

他人事ではなく、自分のことのように感じています。

 池江選手の気持ちを考えると、言い表す言葉が見当たりません。

 これからどういう治療、どういう経過をたどっていくのかは分からないですが、

競泳選手としての池江さんというより、

一人の人間として病気に立ち向かってほしいです。

 選手として活躍されていて、

周りの多くの方はどうしても、

綺麗なドラマのように復帰して再び活躍する姿を見たいと期待していると思いますが、

まずは一人の人間として元気になってくれることを僕は願っています。

 決して明るく前向きなことばかりでないと思います。

 池江選手には、周りの信頼できる人たちといろいろな想いを共有して、

決して一人で背負いこまず、

じっくりと強い気持ちをもって病と戦ってほしいです。

 また、やはり白血病と闘っている俳優の渡辺謙さんは

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 池江璃花子さんのニュースを目にしました。

 僕も同じ病気を経験しました。

 「なぜ今自分が」と絶望感に苛まれているのではないかと思います。

 どんな状況かは分かりませんが、今の医学を信じ、

自分の生命力を信じ、

前を向いて焦らずにしっかり治療に専念して下さい。

 祈っています。

 

とコメントを出しました。

 私が疑問に感じた

「『がんばれ』と言った人、復帰を望んだ番組」

と、

早川さん・渡辺さん2人との大きな違いは、

相手の立場に立てているかどうかってこと。


「ひとごと」ではなく「我がこと」として発言しているかどうかってこと。

 もちろん、後者の2人は白血病で闘った経験があるからこそ、

池江さんの立場に立てたのだと思います。

 そう考えると、「人はつらい思いを経験することで、他の人に寄り添うことができるようになる」のかもしれません。

 では、つらい思いをしなければ、相手の立場には立てないのでしょうか?

 私はそうは思いません。

 人間には、想像力があります。

 相手の立場を想像することができます。

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クラサカさんによるイラストACからのイラスト

 ◯中の人権学習で大事にしているキーワード

「知る」「感じる」「行動する」

のうちの「知る」「感じる」がそれにあたります。

 私は白血病経験者ではありませんが、

早川さん同様、池江さんを選手としてではなく、

1人の人間として元気になってくれることを願います。

 

 池江さんは、昨年(2019年)12月17日に退院されました。

 よかった、本当によかった(^o^)

 池江さんのオフィシャルサイトには

応援してくださる皆様へ

2月から入院生活をし、約10ヶ月の月日が経ちこの度退院することができました。

辛くて長い日々でしたが、皆様からの励ましのメッセージを見て、早く戻りたいと強く思うことができました。

応援してくださった方々や関係者の方々、そして家族には感謝の気持ちでいっぱいです。

と書かれていました。

 

 さて、私のブログによく出てくるキーワード

「知る、感じる、行動する」

が今回の通信にも出てきました。

 文面にもあるとおり、人権教育で大切にしている言葉です。

 

 「知る」ことは、すぐにできます。

 

 でも「感じる」ことは、意識しなければできません。

 

 池江さんが入院したことを「知った」当時の五輪担当大臣は

治療に専念して元気な姿に戻ってほしい。金メダル候補。本当にがっかりしている」

なんて発言しました。

 民衆のリーダーたる人物が、これではねぇ…(T_T)

 

 新型肺炎についても、ニュースや情報番組で「知る」ことはたくさんの人ができています。

 けれど隔離されて、ある意味人権を制限されながらも、

日本に住む私たちのために、

私たちの中で病気を拡げないために、

がまんしてくれている人々の思いを「感じ」られない人がいるようです。

 チャーター機第1便で帰国してきた人たちが、

潜伏期間が過ぎたということでやっと帰宅できましたが、

中傷や差別を気にしなければならない…

そんな国であることが残念です(T_T)

 

 以前、池江さんのことについて「知る→感じる」の先の「行動する」ができている人のことを書いた通信を紹介しました ↓

moheji.hatenadiary.jp

 私は、私自身が醜い人間にならないために、差別に学び、差別を無くす行動をしたいと思います。