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高校生1万人署名活動に学び、たちあげた◯中1千人署名活動

 NNNドキュメント’19で 「ローマ教皇へのメッセージ 被爆地の高校生が託す思い」の中で、ローマ教皇 フランシスコさんは、高校生平和大使に

平和に向けて活動を続けて、続けて、続けて。

神のご加護がありますように。

これを忘れてはいけない。

と高校生平和大使の2人が持っていた2枚の写真を指さしながら話しかける場面が放送されました。

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長崎・黒焦げの少年、広島 原爆ドーム

 これらの写真は、前回のブログで紹介した、2008年のもへちゃん組の子たちによる「一千人署名」でも、署名を呼びかける際に見てもらおうと選んだ写真でした。 

 そこで今回は、通信ではなく、1千人署名事務局の子が作った「協力依頼書」を紹介します。  

1千人署名について 

2008(平成20)年  月  日

 

 私たち、◯◯◯中学校1年1組は、学級一善の取り組みとして、核兵器の廃絶と平和な世界の実現を求める1千人署名を行いたいと考えています。

 そこで、地域の人が多く集まる         で活動させてもらいたいと考えました。 

1千人署名の目的

 長崎と広島に原子爆弾が落とされ長い年月がたちました。

 そういうことがもうないように、署名活動をしたいと考えました。

 私たちができることはあまりないけれど、人のために何かしようと思って活動する事にしました。

 署名が行き着く場所

 署名が集まったら、長崎の高校生1万人署名活動委員会に送って、国際連合に持って行ってもらいます。アメリカ・ニューヨーク本部、スイス・ジュネーブ欧州(ヨーロッパ)本部に渡しにいくそうです。 

なぜ1千人署名か

 二年前の八月六日、◯中の平和集会に長崎で署名活動をしている高校生が来て話しをされたそうです。そして、私たちが入学した今年、平和劇が復活しました。

 ◯中の伝統を受け継ぎ、「学ぶだけでなく行動したい」…だから私たちは、長崎で署名活動をしている高校生の役に少しでもたてるように、署名活動を取り組みたいのです。

 

 ◯中1千人署名事務局 

◯◯◯中学校1年1組

 ◯◯(◯◯◯小学校出身)

 ◯◯ (◯◯◯北小学校出身)

 ◯◯・◯◯(◯◯◯東小学校出身)

 ◯◯・◯◯・◯◯・◯◯・◯◯(◯◯小学校出身)

 

  • 学級一善とは、「人権・平和・共生」を大切にしてきた◯中生徒会の今年の取り組みのひとつです。

 子どもたちが「高校生が1万人なら、中学生である私たちは1000人くらい集められるかな」と考えて、「◯中1千人署名」としました。

 まずは校内で3日間、署名活動にとりくみました。

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昼休みに校舎内で署名活動
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朝の登校時間、校門で署名活動

 たくさんの署名を集めることができた子たちは、次に出身小学校のバザー等で署名活動をさせてもらおうと考えました。

 そこで私は「依頼書を作ってね」と事務局の子に頼み、できた文面を校長先生や教頭先生にチェックしてもらうように言いました。もちろん管理職の先生には「きちんとした文になるまで、何度も突き返してください」と頼んでいました。

 私が作れば早いのですが、子ども自らが「行動する」ことが大事なのです。

 そうして試行錯誤の末に、今回のブログで紹介した依頼書ができあがりました。

 すばらしい依頼書ができたこともあり、交渉係の子たちは、意気揚々として依頼に行きました。そして「自分たちの都合で日曜日に出身小学校に行き、誰もいなかった」という1回目の失敗をするわけです(^^)

 ちなみに、依頼の際、私は一緒に行ってません。出身小学校であれば、先生方はあたたかく見守ってくれますし、私が行くと、どうしても頼りたくなるだろうからです。

 ただ、依頼書とともに署名用紙も持って行き「こんな署名をとります」と相手方に確認してもらうことは、最初からアドバイスしていました。

 署名用紙は、集めた署名を国連に持って行ってもらいたいので

高校生平和大使・高校生1万人署名活動 | 核兵器の廃絶と平和な世界の実現をめざす「高校生1万人署名運動」実行委員会

のホームページにある署名用紙をダウンロードしました。

 

 人権学習や平和学習では「知る」→「感じる」だけではなく、やはり「行動する」を体験させてあげたいと思います。

 子どもたちは行動することで、セルフイメージがどんどんupしていきます。

 こんなとりくみを数年続けていったことで、この中学校を卒業した子の1人が、高校生平和大使に選ばれ、国連本部で核兵器廃絶と平和な世界をつくるためのスピーチを行いました。

 そんな先輩がいるって知ると、次世代の子どもたちは、またセルフイメージがupします。

 この学校では、核兵器廃絶署名にとりくみ続けることで、セルフイメージupの好循環が生まれました。

 こんな子どもたちにかかわれることで、私のセルフイメージもupしました(^^)