このブログで多く検索され読まれているのは合唱曲を解説した記事です。
たまたま昨年度は副任をしており、さらに担任はあまりの多忙の中でなかなか学級通信が出せないので、全クラスの合唱曲について調べてみたのが、下記の曲たちでした。
今年も副任をしていたので、調べようとしたのですが…。
1年生が歌う合唱曲は、いまいち意味が深くないというか…、ネットで探しても深い意味が見つからない曲が数曲あったので、今年は学年だよりに書くことを断念してしまいました。ごめんなさい(_ _)
そこで今回は、昨年の学年通信を読んで、想いを込めて歌った中3生たちに向けて書いた通信、合唱コンクール直後の通信を紹介します。
SOUND SCAPE みんなで創る音の風景
終わってしまいました、文化発表会。
あなたたちが体育会の時同様、燃えに燃えているのがビンビン伝わってきました。
私が初めて中学3年生を担任した時(もう32年も前のことです)の子(と言ってももう中学生のお母さんになっています(^^))と当時の合唱コンクールのことを話す機会がありました。
私は「初めての中3担任」でしたので、とても思い出深く、選曲委員の女子2人が曲を発表したときのクラスのドヨ~ンとした空気、どんどん歌いこなすようになったこと、さらに合唱コンクールの日だけではなく、卒業式の最後の学活でも歌ったことなど、はっきりと覚えていました。
その子(?)もはっきりと覚えていました。「アムール河の波やろ、先生。もちろん覚えとるよ~(^^)」
一方で、私が出た高校は、体育祭と文化祭が隔年(1年生の時は文化祭、2年生では体育祭、3年生では文化祭)で実施されましたが、1年生の時も3年生の時も合唱で何を歌ったか、覚えていません。
中学時代の合唱を覚えている教え子。
高校時代の合唱を覚えていない私…。
違いは記憶力ではありません。だって私も「アムール河の波」はしっかり覚えているのですから。
- 燃えに燃えたか
- 魂込めて歌ったか
- クラスにとって大事な歌になったか
記憶に刻み込まれるのはそういう時です。
あなたのクラスの歌は、あなたにとって、クラス全員にとって大事な歌になりましたか?
通信の中で、「私が初めて中学3年生を担任した時の子と当時の合唱コンクールのことを話す機会がありました」と書きました。
なぜそんなことができたのか?
それは昔の教え子が、今勤務してる学校の保護者だったからです。教師冥利に尽きるとはこのことです。