もへちゃん先生の学級通信の資料置き場

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ラーメン

「学校の先生は夏休みがあっていいなぁ」と言われたことがあります。

けれど休みではありません。

熱中症の危険と闘いながら、いつもより長く部活動の指導があったり、普段、精神的余裕と、時間的な余裕がないためできなかった校内研究や出張が、ここぞとばかりに入ってきます。昔だったら年度初めにあっていた家庭訪問も、行事が多すぎて4~7月に入らないため、夏休みに実施されます。

けれど授業がない分、確かに気楽です。また、お昼ご飯を外に食べに行けるのも夏休みの醍醐味の1つです。

 

はっ!

 

学校の先生でなく、このブログを読んでくださっている他の業種の方に「お昼ご飯を外に食べに行けることが醍醐味?なんて小さい醍醐味だろう(T_T)。やっぱり学校の先生ってブラックなんだなぁ」と感じさせてしまったかもしれません。

 

さて、この夏も私は管理職の先生に「お昼ご飯、食べてきま~す」と言って、夏休みの小さな醍醐味を満喫してます。

好きなこともあり、やはり麺類が多くなっちゃいます(^o^)

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ラーメン鳳凜

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一風堂の赤丸

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そば処一耕の梅と山芋の冷やかけ

そこで今日は、ラーメンについて書いた通信を紹介します。

 

そんな通信なんてないだろうって?

あるんです(笑)

 

 

ラーメン屋でマスクマン

 

先日、水城ラーメンに入ると、カウンターに覆面をかぶった人が2人。

えっ、なんで覆面?
本物のプロレスラー?

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ラーメン屋にいたマスクマン

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まさにこの2人でした

それとも最近の若者のファッション??

私は、椅子を1つ空けて横に座りました。

あなたならこういう場面、どうしますか?
じろじろガン見?それとも見て見ぬ振り?
私は、最初3度くらい見直した後、すきをうかがいながら観察することにしました。

2人はごく普通の会話をしながらラーメンを食べていました。
お店に勤めてる人もこの2人をちらちら見ている感じだし、ご主人も2人と親しげに話す感じでもなかったので、たぶん常連さんではないんだろうなぁと推理しました。

私より先に食べ終わった2人はお勘定に立ちながら

「このポスター、貼ってもらえませんか?」と店員さんに聞きました。

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学校にも貼ってた市教委後援のプロレスポスタ

おおっ、本物だ~!
しかも、貼られたポスターに見覚えがありました。
先週、配付物で配られたのと同じやんか!!

○○市教育委員会が後援していたし、「イジメ撲滅チャリティプロレスって一体何?」と思ったので、記憶に残っていました。

この「プロレスリング華★激」という団体は、いろんなところで「イジメ撲滅」を前面に出してプロレスしているみたいです。
ある中学校の土曜授業に招かれた時の記事を見つけました。

団体代表のアステカさんは「僕たちが子どもの頃はプロレスごっこをやっていました。親には怒られましたが、『ここまでやったら痛いんだ』ということを学んだ。今はバーチャル(仮想現実)の世界でゲームをすることが多く、他人の痛みがわからないため死に追いやってしまうことがある。プロレスを通じて心の痛みと身体の痛みを教えたい」と挨拶した。

会場の体育館には同プロレスが、試合で使用する本物のリングを特設。そのリングを見守っていた生徒の中から希望した男子10人がリングに上がり、プロレスラーと一緒にトレーニング。腕立て伏せやスクワット、受け身といった基本練習を一緒にこなし、いかにハードな世界かを、身を持って体験した。

試合もあり、アステカ、キング組対アズールドラゴンスカルリーパー・エイジ組のタッグマッチを見学。プロレスを生で見るのは初めての生徒も多く、迫力の技の応酬に歓声が上がった。
途中、2人がかりの攻撃やマスクはがし、グーパンチなどの反則技が出ると、アステカさんに教わった米国式のポーズでブーイング。反則やいじめに〃ノー〃という気持でブーイングをと教わっており、早速、生徒たちは実践していた。

試合はアステカ、キング組が勝利。アステカさんは「試合が終わると、体を鍛えている私たちでも大きなダメージが残る。しかし、いじめによる心の痛みはその何倍にもなる。今日、見て、感じたことを忘れないで、目の前にいじめられている人がいたら、助けてください」と呼び掛けた。

言葉と体を使ったアステカさんの訴えに、試合後の会場は大きな拍手に包まれた。
1年生の織田清雅君は「もし1人を集団でいじめているのを見かけたら止めに入ります」。2年生の田一平君は「初めて生でプロレスを見ました。すごい迫力でした。私もいじめの場面に出会ったら助けていきたい」。3年生の松浦佳純さんは「私たちのためにありがとうございました。いじめは心にも大きな傷を残します。他人の心の痛みまで考えられる人になりたい」とそれぞれにお礼を述べ、いじめについて考えた様子だった。

いじめられた経験のある私にとって、アステカさんの「試合が終わると、体を鍛えている私たちでも大きなダメージが残る。しかし、いじめによる心の痛みはその何倍にもなる」という言葉は心に染みます。

11/24に○○アリーナであるプロレス、みなさんが受験生でなければ、ぜひ勧めるところなんですが…残念っ

 

 

ほらね、ラーメンをテーマにしても通信は書けるんです(^o^)